プラン9の冒険は続く。
神保町花月、面倒くさがりのあたいにゃ遠い…でもオロナミンCをくれたので、元気はつらつになる
THE PLAN9 晩秋公演『SLIDE AWAY,SLIDE DOWN.』を見に行く。
当たり前のように見に行く。
失礼承知の極々私的な感想なんだけど、
前回の『室内の人々』は正直面白くなかったと書いた。
つかさくんが抜けてどうのこうのと言うことではなく、
彼らのいい意味でやりすぎている部分が、
あっちこっちどっちへとカオスを産み出し、
誤解を恐れず言えば痛々しいような場面もあり、
気持ちは分かるけれど、楽しめる作品にはなっていなかった。
そして今回…
今まで観たプラン9の作品の中で、一番好き☆
そう心から思える作品でした。
西郷はもう大人で「楽しかったあの頃」を私も持っているから、
あの頃、一緒に馬鹿をやった友達や出来事が時期を経て、
悪戯に変わっていったことも経験しているから、
なんだかとても感情移入出来たのだ。
楽しさは堪能しつつも、そのあとに来る切なさとなだらかに切り替わる。
話の流れが見事でした。
帰り道、自分にとっての宝物は何だろう、
そう考えさせられる余韻も残して。
個人的には「フィリップ・トルシエ」「香川県」が登場し、驚きの喜び。
トルシエは心の師、香川は名実ともに故郷。
あんな事実があるのなら、私も重装備で出掛ける。
あともうひとつ。
覚王山のおすピー化にも驚く。
眼鏡と洋服の問題かしらとも思うし、
気のせいだと思いたい自分もいる。
ともあれ、プラン9の冒険は続いている。
西郷も相乗りしつつの。
あの場にいた方なら、お前もやるか!?と思っていただけるはず