カンゲッキ、いわき、ゆうき

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六本木で始まった「シュルレアリスム展」が良さそう。

想像力をふんだんに酷使し、
その先に物語を詠む
シュールな作品は好物。
ミロに至っては
画集も持っていて
時々眺めちゃ、
この点と線の意味は~ふむふむ。
そんな風に愛でて遊ぶ。

想像力は無限大。

妄想、夢見がち…なんだって。

想像力があれば
どこまでも
思考は広がり、
柔らかくなる気がします。

そんなこの頃の感性に響いた作品達はこの子達。

☆青年団リンク本広企画『演劇入門』
☆プラン9『LEAD HOT CHILI Pistols』
☆三谷幸喜作、演出『ろくでなし啄木』
☆二月花形歌舞伎『女殺油地獄』
☆映画『ソーシャルネットワーク』
☆映画『グリーンホーネット』


書き残す必要のない作品にも
ちらほら出逢いましたが、
わざわざ文句を言う暇もないので
それは抜きにしちゃおう。

戻って。

演劇入門。

現代口語劇とは何ぞや。
それが繊細に紐説かれ、
ある男の人生と視点にリンクする。
どうやって演劇を楽しめばいいのかって
基本的なことも楽しめて良かったし、
様々なキャラクター達が担う役割も
場面場面に気付きを産み出し効いてる感。
演劇の進化と男の人生を観る最後。
良かったんです、すごく。
でも見終わったあとすぐは
すごく乱されたというか
脳内が面白いことになっていて
なんじゃこりゃ~な新鮮さに酔いました。

つまりすごくいいお芝居だったということです。

LEAD HOT CHILI Pistols

あいっ変わらず
Funnyなお芝居をやる人達です。
小難しいことはいらず、
彼らの流れに乗ればいい。
映像とテキストを
演出に取り入れて
進行をしていく形は
彼らのお芝居に
最近見られるけれど、
お話は現代に銃禁止法があったらという内容。
芸人さん達なのでアドリブも多く、
芝居が中座することもあって
内容によってはもうここまで!
そう思うときもあるけれど、
今回はそれも有りな内容とテンション。

楽しんだもん勝ち。

それを教えてくれるお芝居。

だから観た後は元気になれる。

大好きな人達です。

ろくでなし啄木。

大ファンの三谷幸喜作品。

新作やっほ~い!

三谷さんの作品では
悪者でさえ
愛おしく描かれます。
全てのキャラクターに
輝ける台詞と命が与えられ
彼のドラマには
誰とて欠けちゃいけない
キャラクターに対する
慈しみを感じます。
暴力や性表現は少なめ、
そこはかとなく漂う上品さも
三谷作品を愛する理由。

それを踏まえて言うと、
今作はセンセーショナルだったかも。

啄木はとことんろくでなしに描かれ、
三谷作品では珍しい濡れ場?もあって、
1人の女性を巡る2人の男の計画と本当の思惑。
知らぬは女性ただ一人の中で
啄木は己の欲望にのみ忠実。
さあどうなると言う密室心理劇。
台詞の応酬と
どうやってこの物語は
ラストに向かうのか。
その過程に魅入られたのはもちろん
中村勘太郎君が本当に素晴らしいかった。
低音で台詞をまくしたてる藤原君と
高音でテンションMAXのまま
朗々と喋る勘太郎君とのコントラスト。
動きも水を得た魚と言うかなんちゅうか。

勘太郎君の輝きはパなかった。

4回のカーテンコールは当り前。

次作の「国民の映画」も期待しちゃおう!

女殺油地獄。

まだ公演中なのでお話についてはカット。

これまでも歌舞伎には
足を運んでいましたが、
この作品を見たことによって
私のハートは完全にロックオン!
完全にハマってもうた。

ヤヴァイ、コレ。

とことん自堕落な与兵衛を染五郎さんが、
世話好きで器量の良さが
最後に仇となるお吉を亀治郎さんが。
啄木と同じくろくでもない与兵衛なのですが、
染五郎さんが艶やかで
これなら騙されてもいいわとまず思う。
所作の全てにキレがあって美しい。
同じくお吉の亀治郎さんは
その撫で肩も麗しく
たおやかに儚いお吉を演じるのです。
声がまた音楽の様に耳に入ってきて…
豊嶋屋の立ち回りの場面は
息を呑むような緊迫感なのに
踊りを見ているようでもある。
浄瑠璃の声と
染亀の動きがばっちり合って
ク~ッと、辛抱たまらんかった。

これを機会に歌舞伎会に入会してしまいましたの。

日本が誇る伝統芸能、
その奥を観るべく勉強します。

日本人なのだから、
何か一つぐらい
きちんと
日本のことを話したい。
それが私の好きなことならば尚更。

ソーシャルネットワーク。

ジェシー・アイゼンバーグが見事。

彼の台詞によってこの映画のテンポが保たれている。

たったそれだけのためにここまで…という悲喜劇。

ザッカ―バーグの話というよりも
コミュニケーション能力の低い天才が
公には成功するものの
常に追いかけていたのは誰かの影。
お金はあっても淋しい男の話。
お金はないけども
自分にリンクするところの多い人物で
個人的にはジ~ンとしちゃったんだよね。

意地を張るとろくなことがないよという啓示もあり。

さあ辿り着いた!!

グリーーーーーーーーーーーーンホーーーーーーーーーーネット!!

既に私の中ではベストムービー。
ゴンドリー作品の中では異色な完全娯楽作。
この作品を面白くないと思う人とは友達になれない。
この言い草は過去「バス男」の時にも言ったな(笑)
かっこよくない大柄の男が主役であることや
アジア人であるカトーが活躍することで
アメリカでは評判が悪かったらしいけど、
分かってないな~アメリカ人はと思った次第。
アンチヒーロー的なヒーローが
主役になることで
この物語におかしみを加えているし
更にジェイ・チョウ扮する
カトーが活躍することで
物語のおかしみが
増しているというのに。
音楽、映画それぞれに精通する
ゴンドリーの演出には
テンポだけではない
くすぐる見せ場もあって
いちいちインパクト。

全てのバランスがうまく取れた最高の映画。

悲しいときもまた見るし、
楽しいときもまた見るし。

そういう映画だったことがもうけもん。

感性をまだまだ死なせるわけにはいきません。

ネットを捨てて、
街へ出よう。
新しい刺激に
出逢えるかも。

ブログもネットじゃん。

そんな野暮は言・わ・な・い~の。
Posted by315

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