ファンタジーとリアルの配合具合

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スペイン代表が初戦を落とすなんて。

ユーロに優勝し、
名実ともに無敵艦隊となった今。
優勝候補の筆頭に
挙げられているチームなのに、
いきなりのつまずき。
やっぱりサッカーは
最後の最後まで
何が起こるか
分からないスポーツ。
応援しているチームが
負けるのは残念だけど、
残りの試合を落とせなくなったスペインが
どんな試合を展開するのか、
それはそれで楽しみ。
背水の陣には強いチームです。

きっと勝ちあがってくるでしょう☆

予想通りにならないから、
また盛り上がる。
これぞワールドカップな出来事。

そうそう、会社の仲間と好きな映画の話になりました。

西郷は「ライフ・イズ・ビューティフル」をチョイスしました。

同じく「運動靴と赤い金魚」、「スラムドッグミリオネア」と悩んだ結果。

残酷な状況下でも
夢を見ること、
笑うこと、
モノの見方を変えることで
変わる未来があること、
モノじゃなくて、
それらはすべて
人の思考から生まれること。
希望は人の心にあること。
この映画で描かれている愛は
慈しみに溢れ、
見返りを求めないもの。
ストーリーに向き合えば、
本当に悲しいものです。
人が人を裁き、
上下を定め、
命は軽んじられる。
でも登場人物達は
その苛酷なストーリーの中で
自らの運命を生きる術を語ります。
場面は主人公の範囲50m程度の展開、
地味で淡々としているからこそ
登場人物達の言葉がきちんと届きます。

ファンタジーのすぎる映画は苦手。

例えば、
絶体絶命の時は絶体絶命。
現実的には。
例えば、
誰も不幸にならない、
これも多分ない。
現実的には。

リアルとファンタジーとの配合具合って
西郷には大事な要素なのです。

安牌としての台詞は、
状況説明が多く辟易する。
安牌としての場面は
おそらく現実的に
あり得なさすぎるものです。
映画だからそれでもいいと言う人もいるでしょうけれど、
西郷は中途半端に用いるぐらいなら
やめちゃえよと言いたくなる。

この映画のラストシーン。

戦車に少年が乗る場面には希望が描かれています。

さんざん悲しくも愛おしい出来事が続いて
涙腺が緩みきっているところに来て、
いきなり感じる不思議な多幸感。

リアルとファンタジーが見事に融合した瞬間でした。

仲間は「若大将シリーズ」を推して、
偉大なるマンネリズムとは何ぞや!
こんな話で盛り上がったというものです。

仕事において少しハードな精神状態だった西郷と仲間。

自分達の原点ともいえる話をしながら、
少しずつ混雑している気持ちが
整理されていたこともまたリアル。
好きこそものの上手なれとはよく言ったもの。
本来の意味とは少しずれるけれど、
好きなものは気持ちを高揚させてくれ、
昔を思い出させてもくれ、
カオスな空気を浄化もしてくれる。

それこそまさにポジティブパワー☆
Posted by315