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オイ、やるのか! W杯、もうひとつの戦い

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あるドイツのエアライン。

ワールドカップへ旅立つその日、2時間前にはチェックインしようと空港のカウンターへ向かうと青ざめた顔の担当者たち。何事だろう…と思うも、自分には関係のないこととタカをくくって列に並ぶと。

オーバーブッキング。

10数名をオーバーブッキングしてしまったらしく、担当者が該当者の名前を張り出している。西郷はそのエアラインから直接購入したのが功を奏したか、そのリストに名前はなかった。しかし担当者は該当者を探す手間も惜しむように「お客様の中で韓国経由でドイツに行っていただける方はいませんでしょうか!」と大声で大騒ぎ。当たり前のように、誰も反応せず、いよいよ追い詰められるエアライン。チェックインをする顧客の一人、一人に同じお願いをしはじめた。ドイツでは最大手のエアラインが何故にそのような不手際を…を考えているうちに西郷の番がやってくる。ほぼ全員が「NO!」の中、まぁ試合は2日後だし、帰国便も乗車変更をしたかったので、そのチャージさえチャラにしてくれるんだったら変更に応じてあげようとその旨を担当者に伝えると、担当者は「おありがとうございます?!!」な勢いで交換条件を受け入れ手続きをしてくれたはず、だった。

日本の惨敗で心身ともに疲労した帰国時。

異国なのでと3時間半前に空港に着いた私たちは予想だにしない人数のチェックイン待ちの列を目にしてしまう。軽く見積もっても順番が回ってくるのに30分以上はかかるな…と辟易しつつも並ばないと事が終わらないので、並ぶ。ひたすら続く人の列の最後まで歩きに歩き、並ぶ、そして待つ。じつと、ただじつとお地蔵様の如く…40分近く待った上でのチェックイン。すると「帰国便変更のチャージを払ってもらえないとチェックインさせてあげられないわ…」と衝撃の一言。ドイツ側担当者。「それは話が違う、日本でオーバーブッキングがあって」と経緯を話すも、「チケット係があっちにあるからあっちでそれを話して」チェックインさせてくれなかったのだ。

仁王様が目を覚ます。



そこへ向かえと言われたチケット係は皮肉にもチェックインカウンターから一番遠いところにあるのだ。しかも西郷は40分近く待っている。オーバーブッキングを助け、なおかつ、ここまで待って、また1からか!?と歯向かうと、「分かった、チケット係と話をまとめてきてくれれば列に並ばなくていいように手配をしますから」とやや向こうもキレかけ。オイオイ、お宅の不手際をまず考えろよと思ったが、2度、列に並ばなくても良いのであれば、淑女としてチケット係と話をしようと素直に向かうことにする。

チケット係は無愛想極まりない。

忙しいのは当たり前だし、愛想も期待はしていないが、「チャージについて」再度経緯を話すと、「え?どういうこと?ちょっと待って下さいよ…(もうめんどくせぇなぁ…)、ハァ…」ため息を付きやがったのが気に入らなかった。

ハァ?ですと?
ハァ言いたいのはこっちじゃ!!
ボケが!!


しかもその係はチケットが2名分なのにも関わらず、ノーチャージの手続きを1名分しかしていない不手際を更に起こし、チェックイン係も再度「チケット係を話を…」と言う。さすがにチェックイン係は忍びなかったのか、「荷物だけはお預かりしておきますから」と譲歩。しかし完全にキレた西郷はクレームを言う気満々でまたまたチケット係に向かう。10数分ほどの間に長い列…何名もの担当者が対応に当たっているが、絶対さっきの担当者のことを言ってやると思っていたら、回ってきたのは最初の担当者の隣。まず再再度「チャージについて」の話をしようとしたら、さっきの担当者がごちゃごちゃと何かドイツ語で言っている。言い訳しているのかと思った西郷は英語で自分の言いたいことを主張しようとしたら「ちょっと待って!彼女と話をしているのよ!」と話を取り合わなかった。

私の頭の時系列は間違いなく正当だと言っている。

しかし完全にただの不審者扱いを受けているこの現状はひどすぎる。素直に手落ちを認めない、ドイツ語でおしゃべりしても、こっちの話は聞かないので、「あなたの隣の女性が手続きを間違えたんですよ、あなたの隣の女性がね!!しかも私たちは御社のオーバーブッキングを助けたつもりですが違いますか?」と言うと、その係。返事もロクにせず、パソコンをいじり「すべては問題ありませんから、どうぞチェックインを」と捨て台詞。

チェックインに要した時間は2時間半。
お土産を買う時間もほとんど残らないほどの時間を費やした。

空気が読めているチェックイン係は「我慢していただいてありがとう」と苦笑い。彼女の一言には少し癒されたけれども、あまりの対応に日本支社にもクレームを入れる。もともとの原因は日本にあるので、どっちもどっち。

すると、本日、ご丁寧な謝罪文とエアライングッズが届いた。



お土産代わりにもならないグッズだが、事の経緯も調べたらしく、ドイツ側に不手際があったようだと謝罪をきちんとしているので、事は終息させることに。しかしここにも小さなワールドカップがあったことを書き残そう。

ドイツVS日本。

結果、日本辛勝…
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