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我が家とドイツのコラボレーション

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今日は我が家にて、家具の建て込み工事。


  
工事中なので部屋がぐちゃぐちゃ。棚、完成中。

相方と私でお金を出し合い買った人生最大のお買い物、家。

放蕩野郎を父に持ったおかげで、8歳以降の人生は貧乏神とお友達。父と思しき男性は私の人生から消えたが、気の強い母の細腕で飢えることなく生かしてもらった。実家は未だに風呂なしの2間アパートのままだけど、世界で一番あたたかいふるさと。家と私を守ってくれた母は世界で一番立派な人なのだ。ボロは着てても、心は錦、そんな気持ちを教えてくれた小さな家と母。私はもし大人になって、自分の家を持つことがあるのなら、大好きな人と大好きなものをたくさん詰めた家にしたいと願っていた。自分のこだわりがたくさんつまった家にね。

この家に住みはじめて2年。
我が家には、家具が極端に少ない。

物はそこそこあるものの、その量をなるべく増やさないようマンションに最初からあるクローゼットや倉庫に納まる範囲に押さえてきたので、3つある部屋のひとつにはまったく何も家具が無い状態、もうひとつはベッドと間接照明だけという様子だった。しかし人が生きていれば、自然と何かしら物が増えるもので、あらら?増えた?…と、ある日感じた私は、相方に彼らの出動を相談。値段次第だけど、悪くないねと相方も賛同、彼らの出動と相成った。

彼らとはIP20

ドイツ発祥の会社で、完全フルオーダーの家具を作りつけてくれるのだが、独自の方法で建て込みを行うので、人に優しく、移動、リユースも可能。エコロジーの国「ドイツ」だからこその発想で作られた家具を販売している。このマンションに入る時に、私の聖地である台所の収納をどのようにするか迷い、マンションのオプションがカントリー風で気に入らず、結局、台所に収納を作らない状況で家に入った。気に入ったものが見つからず、インテリア雑誌を探したり、街歩きをしたりして探していたところ、ある雑誌にIP20の記事。フルオーダーというのは、特に珍しいことではないのだけれども、IP20が得意としている機能的なデザインやおしゃれなたくさんのパーツ、飽きたら、素材を再加工してリユースできる点も気に入り、早速、見積もりに来てもらうことに。私が伝えたイメージは「一切の物を見せない、書庫のようなイメージでキューブ」というもの。要は天井から床まで全てを収納にし、収納庫の形は正方形、冷蔵庫や炊飯器なども隠せるようにしてほしいという希望だったのだが、見積もりと図面も充分に、イメージ通りのものを作ってくれた。


  扉を開けると冷蔵庫やら、炊飯器やらが収納されています
   皿やら食材も全て、この扉の向こうに収納しています



      カウンターから見ると、こんな感じ

ときどき自分がどこに何を入れたかを忘れてしまうこともあるけど、オンリーワンの大好きな場所だ。
そんな前例もあって、新しく作る棚もまた彼らにと考えた。あらかじめパーツを作ってきたうえでの工事なので、建て込みは1日。ズバリお値段は既製品よりも高い。しかし一生ものと考えて、今回もお願いするに至る。

少しずつ気に入ったものを置いていきたい。
心地のいい家にしたいから。
狭いながらも楽しい我が家に。

Posted by315