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カペッロさんよ…

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     カ ペ た ん

デル・ポスケが言った「一時代の終焉」はある意味当たっている。
レアルマドリードは勝つことと魅せることを宿命としてきたチームだ。

少し前、各国のスター博覧会のようなチームになる前は図らずもスペイン代表選手が多く在籍するチームの1つで、少なくとも2003年頃までは素晴らしいチームだった。パスが面白いように繋がる。選手の足元にあるボールは長く留まらず、主を代え、針の穴のような相手の隙を縫い、ゴールへ吸い込まれる。それは守備を攻撃で補うという戦略でもあったように思う。トリッキーなプレーをする選手はいないが、チームとして何をすべきなのか、一番、選手達が理解し、サポーターもそのカタルシスを享受できていたいい時期だった。

問題はペレス会長の就任に始まっているように思う。

2000年の就任後、フィーゴ、ジダン、ロナウドと有名選手を次々獲得し、その代わりにスペインを代表する選手、レアルマドリードに貢献し続けてきた選手達を切る。とりわけイエロとモリエンテスにした仕打ちは酷い。監督に関しても、少ない在任期間に結果を残したデル・ポスケを解任した。その結果、今のカペッロに至るまで5人の監督が指揮を取ったものの、レアルマドリードにタイトルは戻ってきていない。ビジネスとしては成功したんだろうと思うものの、会長や監督が代わっても、選手を生かしきれず、戦術も迷走、宝の持ち腐れ状態。それはまるでペレスの残した負の遺産のようだった。

ジダンはいい時期に引退したと思う。

カペッロはギャラクティコを一掃した。

しかしレアルマドリードでありながら、レアルマドリードではないチームを作ろうとしているように思えて仕方がない。勝てばいい、それは正論。でもどうやって勝つのかというその過程にマドリディスタは興奮をしていたというのに。

つまらんの。

Posted by315