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浅草ハンサム祭り?浅草花月は幕の内?

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世の中でイチバン苦手な早起きをして、浅草へ。

イチバンの目的は雷5656会館で催される「よしもと浅草花月」を見るため。ただ1時間ほどかけて浅草に行くことになる私はせっかくなので寄席の後、老舗の洋食屋でランチをし、浅草スイーツを買って帰ること、浅草寺に参ることも予定に入れた。「渋谷」始点から終点「浅草」までしっかり寝込み、足りない睡眠を補いつつ、浅草駅に立つ。駅から少し距離のある会館までは現在地を確認しつつ、徒歩にて、約10分。見かけは派手な会館だけど、中は地味。ホールが5階にあるので、エレベーターに乗って上がろうと思うも待っている人数とエレベーターのキャパシティが絶対に合ってないと目で確認、エスカレーターで行くことに。しかしこれがトラップ。5階まで続いてんのかと思いきや、まぁ中途半端に2階で終了。なんじゃこりゃ!?と憤りつつ、からっからに乾く喉も潤せず、残り3階分を階段で上がる。

朝っぱらから乳酸溜まるぜ…と、席に着いたのは、開演2分前。

サカイスト
今いくよ・くるよの弟子出身の兄弟コンビ。中川家と同じく、弟が兄に見える。しゃべってしゃべってというテンポのいい漫才で、稽古もしっかりやってる感じ。若干、噛んでたけれども経験を積んでいるのか、危うさもなく、面白かった。ユニゾン最高。年齢層の高い今日のお客さんを上手にいじっていたので、ウケも良かったように思う。
オリエンタルラジオ
旬の輝きというか、なんというか。彼らの露出度が高いこともあり、年のいっているお客さんにも顔が知られている様子で登場してきた時の会場のリアクションは今日いちばん。武勇伝デンデンデデンデンだけでネタが持つのかと思いきや、しっかり喋れていて(失礼だけど)、あっちゃんの俺様キャラを存分に生かしたネタを披露、その後に武勇伝だったので流れも完璧。動きと声の大きさ、ネタ、スピード、いい意味で若さ漲る。幅広くウケてましたね。
博多華丸・大吉
このコンビも旬と言えば、そうなんだけどオリラジとは好対照な脂の乗り方。劇場が良く似合う。ベテランの風格さえ漂う落ち着いた印象。博多出身の持ち味を生かしたネタ、大吉さんのとうとうとしたネタフリ、華丸さんが訳の分からない方向へ急カーブさせる展開の繰り返し。笑わずにいられない。もちろん児玉清ネタではお客さん、大喜び。立ち姿も堂に入っていて、正に漫才師。
ザ・プラン9
さて、どうしよう…(笑)私には彼らがイチバンのお楽しみだったのだが、今日はどうかなぁ…?まず彼らを知っているお客さんが少なく、アウェーな雰囲気からスタート。負けじとヤナギブソン進行するも、メンバー全員のノリもいまいち。いまいちなので、ネタの面白さも伝わらず、悪循環。輪唱はもっとウケてもいいし、山の手線ゲームも面白さが伝わらず…しかしプラン9レンジャーの下りでやや復活、その流れで、イチバン受けていたのはなだぎ君の「かい?の」風な動き。私も「もうちょっと頑張れ…」と思いながら、去り行く彼らの背中に叱咤激励の拍手を送りましたとさ。ちなみに彼ら終わりで席を立った女子2人、もったいないことしなさんなと少し思った。
ハリガネロック
ユウキロック氏、乱暴で強引、キューサイの青汁のような後味キャラクターで会場を自分の世界に引きずり込む。個性的な声、メリハリのハリが強い畳みかけ。大上氏の嫁「ミキコ、大嫌い」から一気に嫁バッシング。ヒートアップし、会場の一部のおっさん達大うけ。かなり面白かった。
サウンドコピー
大師匠ゾーンに入ってくる。東に江戸屋猫八師匠がいれば、西はこの師匠方なのかと思いつつ、名人芸を堪能させてもらった。話にしつこく入ってくるお客のあしらい方の旨さ、久保田師匠はぼやき系かと思いきや、結構な毒を吐くニヒリスト。アマゾンの動物達を模写するエンディングには圧倒、しかし上師匠の顔がゴムのように動くのが気になってそれにウケてしまった。
Wコミック
いち、にのさ?んのしのにのごというネタで知ってるコンビだったんだけど、相方さんが変わったのかなぁ…元エグザイルの清木場似の若い相方さんはものすごく昔に見た人とは違うような?と気になって仕方ない。「いちにのさ?ん」、そして田口師匠の背の小ささを存分に生かしたネタも相変わらずで偉大なるマンネリをここに見たりと思う。
大木こだま・ひびき
もう王道漫才です。「来てくれへんでもよかったのにぃ」「そんな奴、おれへんやろ」「チッチキチー」「夢やぁ」などなどサービス精神溢れるネタの連続。どれも聞いたことがあるっちゃあるネタなのに、ライブで見ると面白い。ひびきさんのちょいっとした突込みが個人的にはツボだったのと、こだまさんの顔の大きさも予想外でちょっと嬉しかった。「?の話、するぅ?」「?話、聞くぅ?」とお客さんを弄りながらも、自分達のネタに持っていく技も最高でした。
今いくよ・くるよ
もう大好きなんですけどね、いくちゃんもくるちゃんも!出てくるだけで、嬉しくなっちゃう。今日もいくちゃんは蛍光ピンクとかイエローとかものすごい色味のスーツ、くるちゃんは春仕立ての桜色バルーンすぎるドレスに身を包んで、おもしろトーク。いくちゃんが「吉本のエビちゃん」と言えば、くるちゃんは「吉本のコウダクミ」と言い、「もう足出して」「違う、これ腕や!」、「3時間前に入ってメークしてんの」「顔が伝統芸」「ワーワー言いないな、顔の粉が飛ぶねん」、どっかんどっかん。お客さんも盛り上がるし、面白いし。しかもドレスの仕立てが悪かったのか、わざとそうしてるのか分からないけれどドレスがずれて来て「これ、どやさ?」「どやさ?」と。もう大声で笑った。ラブ。
桂三枝
以前、仁鶴さんの高座を見たことがあるのだが、綺麗な関西弁で朗々と喋るその声がまるで音楽のようで驚いたことがある。凛とされていて高尚な笑いを聞いた気持ちになって帰ったのだが、三枝さんもまた然り。ネタは日常のことであるし、今時のトレンドや話題もふんだんに盛り込まれた今のものなのだが、スマートで洗練されているお喋りが有難い気持ちにさせる。いらっしゃ?いぐらい砕けてる浪速のマーガレットかと思いきや、予想外に落語家然とした出で立ちはオオトリに相応しい神々しさだった。

寄席終了。

笑いすぎておなかもペコペコになったので、早速ランチへ。


      三波伸介さんが出迎えるロックブロードウェイを抜けて


       青空球児・好児@ゲロゲーロも見守る

浅草と言えば洋食屋。

洋食屋と言えばとチェックしておいた
「ヨシカミ」に足を運ぶ。


           味のある店構えです

このお店は老舗の洋食屋で地元の人や芸人さんたちも多く通う有名店なのだそうだ。浅草の洋食店は他にも永井荷風の通った「アリゾナキッチン」や「フジキッチン」などもあり迷ったが、うますぎて申し訳ないス!という嘘のようなコピーが決め手になって、このお店に決めた。お店に着いたのがちょうどお昼過ぎ。情報では行列店だったので、心配していったものの、ちょうどお客さんの入れ替わりだったみたいですぐに入店できる。ラッキー。あまり広くないお店、お客さんはフル。狭いオープンキッチンには5人以上のシェフ達がひしめきあって作業をしている。私はカウンターだったので、目の前で繰り広げられる料理のライブショーに張り付き。映画「ディナーラッシュ」みたい。頼んだホタテフライはジューシーでサックサク。うめぇ!!狭いので、隣のおっさんと肘が当たったりもするがお互い美味しいものを食べているので、まったく気にならず、完食。


         ちっと高いが、たまにゃいいっしょ

既に外には行列が出来ていたので、さっと会計を済まし、店を出たが、オムライスもフワフワ、牛肉が食べられない私でも匂いだけはそそられたタンシチューやハンバーグなど、人が食べてるものも食べたくなるようないい匂いに満たされた「ヨシカミ」におなかも満足させられた。


        平日だけど、いいお天気のおかげか、人がいっぱい


         私も頭にさんざんかけてきました、今更だけどね


               鳩たちものんびり


             
芋ようかんの舟和、浅草銘菓


         この芋ようかんだけは、ムカつく美味さ☆うまいぜ!

ヨシカミからの帰りはぶらぶらと歩きながら、浅草寺に寄って、お参りしつつ、最後に「舟和」で名物「芋ようかん」と「あんこ玉」のセットを相方土産に買って、任務終了。私の信条。人を笑わせる才能のある人はかっこいい、そしておなかを満足させてくれる腕のある人もかっこいい、そしていろんな人を受け入れる浅草の奥深さにただただ私の頭は垂れる。

いい一日でした。


          笑う角には福来る

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