Napoleon Dynamite! Vote for Pedro!
DVD、大人買い。
ほんでね、ちょっと言いたいんだけど。
映画「ナポレオン・ダイナマイト」について。
邦題「バス男」。
これほど内容がリンクしていない邦題はないぞ。
責任者、ちょっとこい。
監督がジャレッド・ヘスでなければ、
1枚1500円でなければ、
西郷とて、一生手に取ることはなかった。
TSUTAYAの廉価版コーナーで見かけたこの作品。
極私的な思い入れがない限り(今回はコーエン兄弟がそれ)
3?5000円の値がついたDVDを買うには勇気がいる。
単純に借りれば良いじゃんということ。
でも借りずに買うのは、また見たくなる、
そんな自分の直感を信じるからですね。
しかし廉価版はチャレンジできる。
駄目かもしんないけど…という不安もある、
でも当たったら大きいというときめきもある。
西郷のときめきを受けて買った、史上最低の邦題「バス男」ですが。
最高に面白い!
多分、今更…でも言いたい。
この作品、最高!
この「ナポレオン・ダイナマイト」(邦題:バス男)を見て
面白くないと思う人とは友達になれません。
テンションを抑えた主人公ナポレオンとその友人の存在、
ダサイ、暗い、変人、でも友達思い、
とてもいびつなナポレオンの感情表現と
その底にある純粋な部分。
西郷は純粋さを失っているけれど、
いびつな感情表現には自分が重なる。
どぶねずみみたいに美しくなりたい。
そんな言葉に感化された10代の自分も思い出す。
ナポレオンの日常や、彼にかかわる人たちとの関係や
出来事を見ていく中で感じるそんなこんな。
そして主演のジョン・ヘダー。
俺達フィギュアスケーターとは全く違う。
この子があの子!?という驚きに似た感動さえ覚えます。
笑えるし、ジーンとするし、絵音も面白い。
西郷の大好き映画のリスト入り決定。
レンタルでもいい、
一度その手に取ってみて☆