食いすぎ番長、ハヌリ韓定食にて食い死にかける。
ハヌリ韓定食。
アックジョンというエリアにあるお店。
韓国に行くことになり、まず食べ物をリサーチした西郷。
韓国料理が大好きなので、らしいものをと考えたが、
いろいろ食べたい私…そこでたくさんの料理が並ぶ韓定食。
これを食べると決めたのである。
安いものだと5000ウォン(500円ちょっと)あたりから、
比較的お高めで40000ウォン(4000円ちょっと)。
まぁ今回はがんばって、お高めランクのこのお店をチョイス。
初めていく国で初めて食べるものなので、
雰囲気も良く、サービスも売りにしているここがよいと思ったのだ。
行けば用意されていたのは、豪華な個室。
料亭のようなスタイル。
愛想のよい店員さん。
食べる気満々でお店のおススメを頼む西郷。
ナメてた、韓定食の本気を。
背広の形に折られたナプキンがお出迎え。
おかゆ。
水キムチ、お汁も全部飲める。
クジョルパン。酢漬けの薄切り大根に具を乗せ、それをタレにつけて食べる。
サツマイモのヨーグルト和え。
青菜のサラダ。
糸こんにゃくのゴマ炒め。
ドングリのパジョン。
白身魚の揚げ和え。
チャプチェ。てんこもり。
ボッサムキムチ。てんこもり。
料理の名前は失念。野菜、魚、パジョンを小さく切ったものが入ったスープ。
茶碗も美しい。
メインの太刀魚の辛煮、ごはん、ミソチゲ、おつまみ3種。
甘酒、ノンアルコールでしょうが湯風。
フルーツ。
小皿まで合わせると、全19種類。
8皿目ぐらいまでは余裕で食べられたのだが、
9皿目、10皿目、11皿目…どんどんヤヴァイことに。
店員さんが「はい次のお料理です!」
もしかしてこれはストップ!って言わなきゃ終わらない方式!?
この料理達は永遠に出続けるのか…と、不安になるぐらい
西郷の胃は破裂寸前の状態になる。
料理は野菜中心で味付けも上品。
辛い物もあるけれど、
刺激的な辛さではなく、うまみのある辛さ。
だから最後まで食べた、食べた、すんごく食べた。
しかしこのときほど、牛羨ましい…と思ったことはない。
自分の胃の限界に腹ただしさを覚える。
俺の胃、もっと入れ。
料理を堪能しつくし、
日本語を勉強しているという
担当してくれた店員さんに支払い。
お土産も頂き、ご機嫌のまま、東大門へ向かった。
おいしいものを食べて、胃拡張になるなら、それもいい。
そんなことを思いながら。