言い間違いから、宝石
昨夜、あるショーケースライブにお呼ばれしていた相方坊。
カナーディッシュという言葉があるかどうかは知らんが、
例えて言うなら「カナーディッシュポップな夕べ」、こんな感じ。
カナダ出身のアーティストが出演していたそうな。
国を代表して出演しているアーティスト達なので、総じてクオリティは高い。
しかしその中に混じって、
ルックスも演奏も飛びぬけてアレなバンドがいたんだそう。
このバンドはなぜこの場に…????
そんな疑問を抱きに抱いたアレなライブ。
そして興奮気味に相方はそんな今日の出来事を西郷に伝えたのだった。
ルックス駄目でも音楽はいい、ライブもかっこいい!
こういうアーティストはまま居る。
西郷の好きなYO LA TENGOやPIXIESなどはその代表格。
確かねぇ、ロシアン…ロシアンフィクションってバンドだった…
そう言う相方、西郷はバンド名のセンスは悪くない。
こんな風に思い、相方が感じたインパクトがどのようなものだったのか
とっても知りたくなった、要は怖いものが見たかった。
ロシアンフィクション、ロシアンフィクション。
英語に変換して検索してもない。
ないないない。
違うバンド名だったかも?
うぉい!ロシアンフィクションじゃねぇのかよ!
ちょっと待って、想い出すから…
ウ~ムウ~ム!!!!
想い出した!!
The Russian Futuristsだ!!
ぜんぜんっフィクションじゃねぇじゃん!
西郷はバンド名のセンスに食いついたのに…
まぁよかろう、検索すればさくっとあった正解のバンド。
The Russian Futurists、略してTRFのマイスペースを見てみた。
!!!!!!!!!!!!!!
え!かなりいいんですけど!?
これのどこがアレなの?
マイスペースで公開されている音源をすべて聞けば、
キラキラとしたポップンロックなオンパレード。
これはかなり、いや、相当いいじゃん!
ライブの出来がダメだったのか…
あぁそういうバンドもままいるもんね。
公開されている音源を2人で聞きながら、結論はそれでfix。
西郷は食い入るように耳を傾け、
貪るようにiTuneStoreにてダウンロード★
大声で言おう。
The Russian Futurists、このバンドは相当いい。
ルックスは確かにアレですが、
このバンドが織りなす音楽のコアでレア、
そしてマニアックにも関わらず、
ポップな味付けの歌達はひさかたないメッケ物。
瓢箪から駒。
よく言ったもの。
言い間違いから、宝物。
この出逢いはまさにそれ。
The Russian Futurists "Paul Simon" (original version)